銀行の取引明細の取込みが可能になりました

最近A-SaaSの機能に、ネットバンキングでの取引データやクレジットカードの取引明細を仕訳として取り込める機能が追加されました。

この機能は「Moneytree(マネーツリー)」のサービス会社とA-SaaSが契約して実現した機能で、いろいろのクラウド会計ソフトでも利用されています。

事務所の会計も現在はA-SaaSに移行して利用しています。この日のために、ネットバンキングも一部契約し使用しています。カードも2社利用していますので、早速、各口座のパスワード等を設定して利用してみました。設定作業は比較的簡単でした。

北越銀行は取込を行う度にワンタイムパスワードが必要なため、その度に入力する必要がありますが、クレジットカードなどは、自然に日々の取引データがダウンロードされます。

ダウンロードされたデータの一行ごとに仕訳を設定するわけですが、学習機能があるため、次回以降は設定したとおりに仕訳がされるので便利です。

 

2ヶ月ほど使用してみた結果、少しノウハウが蓄積されましたのでお伝えします。

1.仕訳学習機能は銀行の通帳に記入される摘要のコメント(振込元や引落先の名称など)を基に判断される仕組みのようです。したがって、同一のコメントの場合には同じ仕訳が作成されることになりますので、内容を確認して仕訳や摘要を変更する必要があります。カタカナのコメントも一回漢字に変更して登録しておけば、次回から漢字で表示されます。

2.銀行間の資金移動の場合には二重仕訳が発生しますので、一方のデータを削除します。(削除したデータを後で復活できる機能もあります)

3.売上代金のうち振込料が差引かれて入金された際の処理については、A-SaaSの仕訳入力で振込料分を追加する必要があります。残念なことに、A-SaaSでは取込段階での仕訳追加機能が無いようなので、今後の改善を要望します。

4. 複合仕訳が必要な場合には、該当するデータの行を削除し、A-SaaSの仕訳入力で振替伝票を入力する必要があります(上記3.同様、複合仕訳機能がほしいところです)。

便利なこととして、摘要のコメントには振込み先が記入されるため、学習機能を利用することによって、自動的に売掛金の消込み作業が完了します。

売上の入金先をネットバンキングに集中すれば、売掛金の消込作業が自動化され省力化されることに気が付きました。

 

当事務所がクラウド会計ソフトを導入した理由の一つである機能がようやく実現した(機能が追加されることは聞いていました)ので、ワクワクして利用しています。現在は私が使ってみている状況で、職員もまだ本格的に利用している状況ではありません。利用にはノウハウが必要ですので、お客様に導入するにはもう少し時間が掛りそうです。(実は一件、既に利用済です)